...ロケットの機械を検査してみたがいっこうに故障がみあたらないというのであった...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...まだそうおどろくにあたらないのです」「火山でもないとすると――では...
海野十三 「海底大陸」
...どこにも見あたらないというのは...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...何も見あたらない...
種田山頭火 「其中日記」
...立件できるほどの証拠は見あたらない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...ちつとも罰があたらないンだから不思議だわ...
林芙美子 「瀑布」
...どこにも見あたらない...
久生十蘭 「湖畔」
...こういう時化では端舟などは木ッ端にもあたらない...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...――陽のあたらない寒い日はどうしようかしら……」そんなことも思ひながら私は...
牧野信一 「悪筆」
...お父様は気難しいからわたしたちで探そうと思っても仲々適当なひとがみあたらない...
矢田津世子 「父」
...不敬にあたらないわけは...
吉川英治 「折々の記」
...県令の顔は見あたらない...
吉川英治 「三国志」
...無我な仕事ぶりにはそんなふうなどみじん見あたらない...
吉川英治 「私本太平記」
...一艘(そう)の船も見あたらないのでむなしくあっちこっちと...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それに顧念(こねん)しているにはあたらない...
吉川英治 「新書太閤記」
...陽にあたらないために蝋(ろう)のように青白くなった顔をもって...
吉川英治 「親鸞」
...なにも驚くにはあたらない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...盗児をさして梁上(りょうじょう)の君子とよんだ文化人は欧羅巴(ヨーロッパ)にも見あたらないようだ...
吉川英治 「人間山水図巻」
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