...明智探偵助手 小林芳雄(よしお)大捕り物まんまと賊をあざむき...
江戸川乱歩 「大金塊」
...あざむき合っている事にさえ気がついていないみたいな...
太宰治 「人間失格」
...あざむき合っているという事には...
太宰治 「人間失格」
...故郷の肉親をあざむき通して来たのですが...
太宰治 「人間失格」
...人を、いのちも心も君に一任したひとりの人間を、あざむき、脳病院にぶちこみ、しかも完全に十日間、一葉の消息だに無く、一輪の花、一個の梨(なし)の投入をさえ試みない...
太宰治 「HUMAN LOST」
...私は君を一度あざむきしに...
太宰治 「HUMAN LOST」
...上天あざむき難し...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...わざと欺騙(あざむき)の手紙を書いたのだというものがあったなら...
夏目漱石 「明暗」
...日本人民をあざむき...
蜷川新 「天皇」
...世間体をはばかる丸屋六兵衛をあざむき...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...最もあざむきにくい民である...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第八巻)」
...いくたび我をあざむきしかを知らずいくたび同じき書物にひとみをさらすがごときさびしき思ひをなしけん...
室生犀星 「忘春詩集」
...蒋幹をすら首尾よくあざむき得た周都督の叡智(えいち)ではありませんか...
吉川英治 「三国志」
...初めて孔明をあざむき得たぞ!」魯粛は...
吉川英治 「三国志」
...伏兵をもってあざむき殺してしまった...
吉川英治 「三国志」
...帝をあざむきつづけて来たが...
吉川英治 「私本太平記」
...義をかりて武士の心胆(しんたん)をあざむき去った滝川三郎兵衛を討ってその首を見ることである...
吉川英治 「新書太閤記」
...人をあざむき世を毒す食わせ者であることはもう分った...
吉川英治 「親鸞」
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