例文・使い方一覧でみる「あさはか」の意味
スポンサーリンク...そこは娘心の浅薄（あさはか）というようだ... 
江戸川乱歩 「黒手組」
...あさはかな智慧ではなく...
高神覚昇 「般若心経講義」
...私のようなあさはかな性分のものは...
高見順 「如何なる星の下に」
...若い才能と自称する浅墓（あさはか）な少年を背後に従え...
太宰治 「乞食学生」
...あさはかな音である...
太宰治 「津軽」
...浅墓（あさはか）な...
太宰治 「八十八夜」
...何かひどく気の利（き）いた風を示さうとでもするやうな浅果敢（あさはか）な悧巧（りかう）さだと思はれて...
徳田秋声 「風呂桶」
...「女はあさはかなもんだからな」この言葉を聴（き）いた小林は急に笑い出した...
夏目漱石 「明暗」
...俺の考えようが少し浅薄（あさはか）だったかも知れないよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金ずくで済まそうと思った私の浅薄（あさはか）さを勘弁してくれ」「…………」「この一埒（らち）は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...嫌な婆アだね」「お松はあさはかにもその時計を自分の部屋の押入に隱した...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私の淺薄（あさはか）さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...思（おも）へば我（わ）が思慮（しりよ）あさはかにて...
樋口一葉 「曉月夜」
...少女心（おとめごころ）の浅墓（あさはか）にも...
福田英子 「妾の半生涯」
...野山の色はあさはかな人間をさえもしみじみと悲しませているころであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あさはかな人たちすらも思わず信仰にはいる機縁を得そうであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...万有進化の遺跡そのものであるという事実すらも「人間は万物の霊長」とか「俺は人間様だぞ」とかいう浅薄（あさはか）な自惚（うぬぼ）れに蔽（おお）い隠されて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そんな浅慮（あさはか）なことを――と笑ってみせるように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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