...曙(あけぼの)の美しからば...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...あけぼのを、まつやかのにはたたき、あさみどり、わかえだにうつりなく...
アルフレッド・ドゥ・ミュッセ Alfred de Musset 上田敏訳 「春夜」
...曙(あけぼの)を見よ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あけぼのの映(はえ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...――ああ曙(あけぼの)や...
薄田淳介 「白羊宮」
...今や新たなる曙(あけぼの)! そびえ立った黒い断崖(だんがい)の彼方(かなた)から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは曙(あけぼの)と幼年と青春と喜悦との作用である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一つは坩堝(るつぼ)であり一つは曙(あけぼの)であるこの二つの観念をこね合わし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しだいに白んでゆく曙(あけぼの)の色の中にいきいきした薔薇(ばら)のような姿で言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...花を開いた老年のうちには言い知れぬ曙(あけぼの)の気がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...寿座の楽屋口は隣接の曙館(あけぼのかん)の薄暗い塀に面して居りまして...
西尾正 「陳情書」
...曙染(あけぼのぞめ)の振袖...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あけぼのの情緒の流るる彼岸...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...そういう曙(あけぼの)の光も地上にはまだなかなか届きそうになかった...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...袖ふれし人こそ見えね花の香のそれかとにほふ春のあけぼの姫君のその時の作である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...春あけぼの抄、万葉考、えいと、元享釈書...
與謝野寛 「執達吏」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...京の大宮人(おおみやびと)が歌よむ春のあけぼのは...
吉川英治 「神州天馬侠」
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