...あけすけな無遠慮な部分は...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...僕があけすけな質問をすると...
海野十三 「深夜の市長」
...余は貴君に十分信用せらるるの自信をもってこのあけすけな手紙を書いた...
海野十三 「地球発狂事件」
...あけすけな態度と子どもっぽい心意気と...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...あんまりあけすけな泣き方で...
中里介山 「大菩薩峠」
...あけすけなのでもあらう...
林芙美子 「朝夕」
...あけすけなお世辞や非難よりも...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...あけすけな露見と同じ確実さで知らしめるとは言え...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ふだんのあけすけな心持に...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...少々わたしのあけすけな物言いをおゆるしいただきたい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは全く見かけっきりのあけすけな男で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やがて家の中から女がだみ声でどなる、あけすけな、仮借(かしゃく)のない罵詈(ばり)が聞える...
山本周五郎 「嘘アつかねえ」
...これほどあけすけな妻のふしだらを...
山本周五郎 「季節のない街」
...ひどくあけすけな話なのだ...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...あけすけな言葉で客のしなさだめをしては笑うのである...
山本周五郎 「契りきぬ」
...耳を掩(おお)いたくなるほどあけすけなことを...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...この甥のあけすけな嘲笑にたいして...
吉川英治 「新書太閤記」
...どうも熱っぽくなるの」「まあ……」「ほっほっほっ」マダム丘子のあけすけな言葉に皆はフッと視線を外(そ)らして冷めたいお茶を啜った...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
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