...さんざん悪態(あくたい)をついたそうです...
芥川龍之介 「温泉だより」
...ふて腐れた悪態(あくたい)をつきながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...いつも悪体(あくたい)をつくのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...對手なしに惡言(あくたい)を吐き乍ら歸つて來る...
石川啄木 「赤痢」
...毎日毎日奴らは俺に悪態(あくたい)をつき...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...此(こ)の大馬鹿(おほばか)と惡體(あくたい)が初(はじ)まるので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...彼(かれ)は一人(ひとり)でまだしばらく悪体(あくたい)を吻(つ)いている...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...俺がどうしようと勝手だい」あくたいをつくことで俺は...
高見順 「いやな感じ」
...ついこんなあくたいを申してみたくなるのでござります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...何(なん)といふ無作法(ぶさはふ)な若(わか)い衆(しゅ)でござるぞ? あくたいもくたいばかり言(い)うて...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...ひとりは悪態(あくたい)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それがいやなら道をあけて通しやがれ」この猛烈なる悪態(あくたい)で浮足立った人が総崩(そうくず)れになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれは加賀様の御用の提灯だわやい」かさにかかった悪態(あくたい)の馬子は前へ廻って...
中里介山 「大菩薩峠」
...悪口(あくたい)は君達の礼儀であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...この悪口(あくたい)が藪(やぶ)から棒(ぼう)に飛んで来た時には...
夏目漱石 「坑夫」
...悪口(あくたい)を吐(つ)いているんだか疑わしいくらいである...
夏目漱石 「坑夫」
...忘れ物が無いか見てくれ」腰ぬけバラドスは悪態(あくたい)をつき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...また美作久米郡倭文(しとり)東村大字戸脇字悪多位(あくたい)は...
柳田國男 「地名の研究」
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