...行きずりの旅商人(たびあきんど)にも尋ねてみた...
モオパッサン 秋田滋訳 「親ごころ」
...お金持のあきんどがありました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「ひこうかばん」
...見覚えの女商人(をんなあきんど)は客を相手にせつせと働いてゐたさうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...俺は堅気(かたぎ)の商人(あきんど)だ」「堅気の商人だ...
田中貢太郎 「春心」
...和歌山あたりの商人(あきんど)と見えるのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから何處(どこ)へ行(い)つても恁(かう)して置(お)くんだ」商人(あきんど)がぼて笊(ざる)から燐寸(マツチ)を出(だ)さうとすると「又(また)燐寸(マツチ)ぢやあんめえ」お品(しな)は微笑(びせう)した...
長塚節 「土」
...何處(どこ)の商人(あきんど)もさうのやうだな」商人(あきんど)は卵(たまご)を笊(ざる)へ入(い)れながらいひ續(つゞ)けた...
長塚節 「土」
...物馴れた商人(あきんど)らしく一瞬の間に取繕(とりつくろ)って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...良い商人(あきんど)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――商人(あきんど)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四角な荷物を脊負うた草靴(わらぢ)脚袢(きやはん)の商人(あきんど)が驅けて來て飛び乘ると...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...あきんどなんてものはあさましいもんだな...
山本周五郎 「さぶ」
...商人(あきんど)ふうの客があった...
山本周五郎 「雪の上の霜」
...ゆうべ麓(ふもと)でお泊ンなすった商人衆(あきんどしゅう)でございますね...
吉川英治 「新・水滸伝」
...商人宿(あきんどやど)や博労宿(ばくろうやど)ばかりのようですが」「あれでよかろう...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...諸郷の小商人(こあきんど)やら伯楽(ばくろう)やら雑多な人々の集まる市で...
吉川英治 「源頼朝」
...もうお立ちでございますか」旅商人(たびあきんど)の男は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...実は世間に聞えた商人(あきんど)ボリース・チモフェーイチじゃよ...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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