...お商人(あきんど)の難有(ありがた)さで...
泉鏡花 「怨霊借用」
...加賀の国の城下本町筋に絹問屋左近右衛門と云うしにせあきんどがあった...
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」
...その新三郎は旅商人(たびあきんど)でいつも上州あたりへ織物の買い出しに往って...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...隣村へ商売に往っていた小商人(こあきんど)の一人が夜遅くなって帰っていた...
田中貢太郎 「餅を喫う」
...そこでわたくしは幾たりかの小商人(こあきんど)と仲間を組んで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...天秤(てんびん)を擔(かつ)いだ儘(まゝ)ぼんやり立(た)つて居(ゐ)る商人(あきんど)の姿(すがた)を庭葢(にはぶた)の上(うへ)に見(み)た...
長塚節 「土」
...「そんぢやそれ掛(か)けてんべ」商人(あきんど)は今度(こんど)は眞鍮(しんちう)の皿(さら)へ卵(たまご)を乘(の)せて「こつちなんぞぢや...
長塚節 「土」
...商人(あきんど)にしては言ふ事が突拍子もなかつたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...良い商人(あきんど)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二てらてらに黒光(くろびかり)した商人宿(あきんどやど)の上框(あがりがまち)に腰をおろすと...
久生十蘭 「生霊」
...小商人(こあきんど)の如(ごと)き下等社会の者は別にして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...旅商人(たびあきんど)というものは...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...米商人(あきんど)...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...中仙道の川口方面へ出るという鋳物商人(いものあきんど)...
吉川英治 「江戸三国志」
...楯岡(たておか)の砦(とりで)町から部落へ来た馬商人(あきんど)の曳(ひ)いて来た馬へ...
吉川英治 「剣の四君子」
...かの七人の棗商人(なつめあきんど)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...四国屋もまた蜂須賀家の御用商人(あきんど)――どうして彼らと懇意(こんい)なのか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...すべてその紐売りの旅商人拵(たびあきんどごしら)えの者ばかりで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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