...本艇の速力はぐんぐんあがり...
海野十三 「宇宙尖兵」
...恐竜はひょいと洞窟の底を蹴(け)って崖のうえにとびあがり...
海野十三 「恐竜島」
...モクモクとあがり...
海野十三 「空襲葬送曲」
...顔面はドス黒く紫色に腫(は)れあがり...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...蹌踉(そうろう)と立ちあがり...
太宰治 「狂言の神」
...老母は夢中でふとんをけっておどりあがりました...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...「御自身で判らないほどめしあがりますの」道夫は苦笑した...
田中貢太郎 「馬の顔」
...どうぞおあがりくださいまし...
田中貢太郎 「蟇の血」
...けれどもこれはわたくしが御奉公にあがりました以前のことでござりまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...いわゆる湯あがりの気分が出るのかもしれない...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...實體鏡で見る寫眞の如く空中に浮びあがり...
萩原朔太郎 「青猫」
...次にはかつぽれの活人形のやうな剽逸な姿で踊りあがり...
牧野信一 「鬼涙村」
...これで振付けも出来あがりました...
三浦環 「お蝶夫人」
...こんな火のけもないあがりっぱたで...
山本周五郎 「さぶ」
...おかみさん」「はいお銚子(ちょうし)あがりました」おかみさんは...
山本周五郎 「風流太平記」
...相撲あがりの三島と屁十っていうやつなんです」「ああ...
山本周五郎 「風流太平記」
...非常にすばやく立ちあがり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...お祈祷(いのり)にあがりました……ハイ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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