...あかんぼのみるものだ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...嬰兒(あかんぼ)を抱(だ)いた乳(ちゝ)も浮(う)く……在(ざい)の女房(にようばう)も入交(いれまじ)りで...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...嬰児(あかんぼ)を抱かされても力餅が慾しいのだし...
泉鏡花 「遺稿」
...生れたての嬰児(あかんぼ)の時は...
泉鏡花 「婦系図」
...お浜は嬰児(あかんぼ)だし...
泉鏡花 「海異記」
...僕達はこの闇の世界へ生れて来た二人切りの赤坊(あかんぼう)なんだ」諸戸は...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...あかんぼのかごを...
アントン・チエーホフ Anton Chehov 鈴木三重吉訳 「てがみ」
...あかんぼがなくとねむれません...
アントン・チエーホフ Anton Chehov 鈴木三重吉訳 「てがみ」
...嬰児(あかんぼ)が行(や)つたところで少しも気に懸けるには及ばない...
薄田泣菫 「茶話」
...先刻(さつき)の電話では唯あかんぼとばかしで...
薄田泣菫 「茶話」
...うちのあかんぼが男だか女だか知つてゐますか...
薄田泣菫 「茶話」
...今度産れたあかんぼには...
薄田泣菫 「茶話」
...猿とも嬰児(あかんぼ)ともつかない怪しいものが...
田中貢太郎 「怪人の眼」
...「この嬰児(あかんぼ)は...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「成仙」
...頭髪(かみのけ)を解いて両肩のあたりに垂らした小柄な女が嬰児(あかんぼ)を抱いて前に立っていた...
田中貢太郎 「竇氏」
...それは昼間寝かしてあった清導寺の嬰児(あかんぼ)が寺の傍の野雪隠(のぜっちん)の中に落ちて死んでいたと云う事件であった...
田中貢太郎 「鷲」
...エミイのつらいことには、鼻が美しくないことで、エミイにいわせると、あかんぼのとき、ジョウが手をすべらして炭取のなかへ落したためだそうです...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...『俺達の待つてゐた孩兒(あかんぼ)が生れたといつて來たが...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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