...半年間あおむけに寝たきりなので...
梅崎春生 「狂い凧」
...ブロズキーをあおむけにテーブルの上に押し倒し...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...さて花茣蓙(はなござ)の敷いてある木の陰の縁台を借りてあおむけに寝た...
田山花袋 「田舎教師」
...あるいはまた仰向(あおむけ)に寝転んで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...枕の上に仰向(あおむけ)に投げ出されて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はあおむけに倒れた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...うつ伏し、横ざま、あおむけ、膝をまげているのもあり、虚空をつかんでいるのもあり、立とうともがいているのもある...
永井隆 「長崎の鐘」
...三造は水の上にあおむけに寐て浮んだ...
中島敦 「プウルの傍で」
...または細長い横木の上にわざと仰向(あおむけ)に寝たりして...
夏目漱石 「思い出す事など」
...あおむけにひっくり返って...
新美南吉 「いぼ」
...腰かけている人があおむけにねるようになっただけでした...
新美南吉 「いぼ」
...と仰向(あおむけ)に寝ている木之助は...
新美南吉 「最後の胡弓弾き」
...台所(だいどころ)のわきのせまい部屋(へや)にあおむけにねかされて...
宮島資夫 「清造と沼」
...ペタンとあおむけに寝た佐山の姿をとらえる...
三好十郎 「胎内」
...……そう思いながら、しかし完全にはそう思いきれないモヤモヤした氣持で、あおむけに寢て、毛布をアゴの所まで引き上げて、ボンヤリとしたロウソクの光に照らされた壕の天井のコンクリートの面の雨じみを見ていた...
三好十郎 「肌の匂い」
...ダラリとなったまま木の根にからんであおむけざまに倒れている――とはいえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ゴロリとあおむけに寝てしまった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いまに弁天(べんてん)さまへ火をつけるぞッ!」あおむけに寝(ね)ながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
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