...と、窓があいて、お姫さまが、長いまっ白ながいとうを着て、大きな黒いつばさをつけて、とび出しました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「旅の仲間」
...からすはすこしあいているうらの戸口へ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...壺の底に穴があいていると...
海野十三 「恐竜島」
...この額のうしろの壁には穴があいているよ...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...黒く穴があいています...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...あいての口におしこみ...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...そこで直助はお弓のあいてになった...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...部屋のあいてゐる時などには...
徳田秋聲 「或売笑婦の話」
...穴のあいてるのが氣になります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供は変なところで対手(あいて)の直情に面してしまうものだから...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...虫の穴が処々にあいてゐる机に向つて彼は母からナシヨナル読本を習つてゐた...
牧野信一 「地球儀」
...まるで相手(あいて)の返事をするのをおたがいに待たないのであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...さっとドアがあいて...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...子供や女たちは全く手があいて...
柳田國男 「夢と文芸」
...一とところあいている穴から...
山本周五郎 「青べか物語」
...思う敵とよりあいて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あいてのことばを裏書して...
吉川英治 「新書太閤記」
...対手(あいて)の心を汲みかねた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??