...二度とあんな事を繰り返したら世界中の鼻つまみになるかも知れぬ...
太宰治 「パンドラの匣」
...バジルの前にも鼻つまみをしない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...多くの友人から鼻つまみにされたと言ふ話だが...
萩原朔太郎 「本質的な文學者」
...鼻つまみをされる道楽があった...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...またどんな社会にもいるような哀れな鼻つまみ者の人間がいた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...何処にお酒を飲みに行つたつて屹度鼻つまみに違ひない...
牧野信一 「蝉」
...噺の筋はたしかだが青ひといろで陰気だと鼻つまみにされている面々は...
正岡容 「小説 圓朝」
...久松座の多見蔵(たみぞう)など大鼻つまみなりき...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...鼻つまみにされるほど通って居た...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...山田の主人に用談が有ってもお関を通じてでなくてはうっかり口も利けない様なのを皆は笑い草にも鼻つまみにも仕て居たが...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...同じように無分別であり鼻つまみであることに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「昔は村一番の鼻つまみだった」とか...
山本周五郎 「青べか物語」
...「昔は村一番の鼻つまみだった」とか...
山本周五郎 「青べか物語」
...前に挙げました「鼻つまみ」の外にもっと主観的な形容の方では「鼻下長(びかちょう)」とか「鼻毛が長い」という言葉もあります...
夢野久作 「鼻の表現」
...よく俺たちを鼻つまみにしやがるが...
吉川英治 「私本太平記」
...村中で鼻つまみの腕白者が...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼻つまみの晩糞(ばんふん)じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...この界隈で鼻つまみなあぶれ者も...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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