...鴨緑江をみて安東県から徒歩で九連城...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...しかし安木節も鴨緑江も八木節も磯節もデツカンシヨも人にきこえないやうに歌はなければならない...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...なるほどそれなら鴨緑江節の上手なことも...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...鴨緑江(わうりよくかう)の舟の出るところまで行つて...
田山録弥 「初冬の記事」
...鴨緑江を下るのが非常に好いと言ふことである...
田山録弥 「初冬の記事」
...あたかも運送船を護して鴨緑江口(おうりょっこうこう)付近に見えしという敵の艦隊を尋ねいだして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...鴨緑江畔の滿浦鎭へ暫く滯在すると...
濱田耕作 「異國さかな雜談」
...(第八十二圖(だいはちじゆうにず))第八十二圖 朝鮮高句麗さて鴨緑江(おうりよつこう)をわたり北(きた)の方(ほう)へ行(ゆ)きますと...
濱田青陵 「博物館」
...尺とりが鴨緑江の三尺に足らぬを示す蘆原の中安東で鴨緑江を見に行つた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この国境の大河鴨緑江の幅も尺取のはかる茎の長さを以て測れば三尺にも足りないことであつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この桜水の娘がたしか鴨緑江節を劇中に応用して後年の女剣劇の祖をなした梶原華嬢であつて...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...八月十日〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(「鴨緑江流筏」の写真絵はがき)〕八月十日...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...鴨緑江(おうりょくこう)材のケードルや...
横光利一 「上海」
...鴨緑江オ――おい...
横光利一 「夜の靴」
...安東の市街は、鴨緑江の西岸、江口を溯ること十六哩の平地に、東北から西南に展開し、中央に西より来て鴨緑江に入る沙河を挟んで、その東北は旧市街即ち支那街があり、西南は新市街即ち日本街に分れてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...鴨緑江を二里以上溯り...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...昨日鴨緑江で降つたやうな微雨が此処にも降つて居た...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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