...少しでも気魄(きはく)のある作者なら...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...落魄と放浪の結果...
心猿 「露伴忌」
...私がいささかでもこの気魄と克己心を持っておりますのは...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...壱岐殿坂の中途を左へ真砂町(まさごちょう)へ上るダラダラ坂を登り切った左側の路次裏の何とかいう下宿へ移ってから緑雨は俄(にわか)に落魄(おちぶ)れた...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...野呂も孫の気魄(きはく)に圧倒されたのか...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...書くぞという気合と気魄(きはく)の小説である...
太宰治 「虚構の春」
...一時はアルマデンで墓地の掃除人にまで落魄(おちぶ)れたこともあったらしい様子です...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...自分は殆ど魂魄(たましひ)を失ふばかりに熟睡して了つた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...魂魄去りし十二人...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...秋の気魄に逢って...
豊島与志雄 「秋の気魄」
...深山幽谷全体の気魄に相通うものである...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...魂魄(こんぱく)となって奥様をお守り申して...
中里介山 「大菩薩峠」
...どんなに落魄しても...
林芙美子 「風媒」
...アア妾もまた不幸落魄(らくはく)の身なり...
福田英子 「妾の半生涯」
...筋向ふの鼻緒屋同様の落魄裡に次々と老人たちは死んでしまつてゐたので...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...五年の間予西インド諸島にあり落魄(らくはく)して象芸師につき廻った...
南方熊楠 「十二支考」
...そして、彼の芸術も、彼のその気魄も、根底には当時の日本の社会の歴史がインテリゲンツィアの心に反映している積極性と同時に、芸術についての観念的な理解を抱かせていたことは知り得なかった...
宮本百合子 「「大人の文学」論の現実性」
...落魄(らくはく)して帰って来たものであったらしい...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
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