例文・使い方一覧でみる「高慢ちき」の意味

...あの高慢ちきなカイゼル髯は――... あの高慢ちきなカイゼル髯は――の読み方
新井紀一「怒れる高村軍曹」

...一番高慢ちきで忌味なのは法学士華尾高楠だ子... 一番高慢ちきで忌味なのは法学士華尾高楠だ子の読み方
内田魯庵「犬物語」

...私を高慢ちきな奴だと腹も立てず... 私を高慢ちきな奴だと腹も立てずの読み方
海野十三「地球要塞」

...高慢ちきな顔を見ると... 高慢ちきな顔を見るとの読み方
薄田泣菫「茶話」

...自動車の高慢ちきな人払ひ... 自動車の高慢ちきな人払ひの読み方
薄田泣菫「独楽園」

...町では彼に『高慢ちきなポーランド人』という綽名（あだな）を奉ってしまったが... 町では彼に『高慢ちきなポーランド人』という綽名を奉ってしまったがの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「イオーヌィチ」

...性格は高慢ちきで自分本位... 性格は高慢ちきで自分本位の読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「サセックスの吸血鬼」

...わたくしのような謙遜（けんそん）な者に高慢ちきなあなたと折り合いがつくかどうかと思いましてな... わたくしのような謙遜な者に高慢ちきなあなたと折り合いがつくかどうかと思いましてなの読み方
ドストエーフスキイ中山省三郎訳「カラマゾフの兄弟」

...こうした高慢ちきな恩寵の態度は... こうした高慢ちきな恩寵の態度はの読み方
ドストエーフスキイ米川正夫訳「地下生活者の手記」

...」高慢ちきな鼻をつんと反らして... 」高慢ちきな鼻をつんと反らしての読み方
豊島与志雄「悪夢」

...自分はその高慢ちきな顔をまだ忘れずにいる... 自分はその高慢ちきな顔をまだ忘れずにいるの読み方
夏目漱石「行人」

...その上彼はむやみに自（みずか）ら任じているらしい健三の高慢ちきな所を喜こばなかった... その上彼はむやみに自ら任じているらしい健三の高慢ちきな所を喜こばなかったの読み方
夏目漱石「道草」

...いやに高慢ちきじゃないか... いやに高慢ちきじゃないかの読み方
夏目漱石「吾輩は猫である」

...「兜屋（かぶとや）の殿松がどうかしたのか」「あの高慢ちきな野郎がどうしたつて... 「兜屋の殿松がどうかしたのか」「あの高慢ちきな野郎がどうしたつての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...せんぶりの千太が高慢ちきな顔をして出張（でば）って来て... せんぶりの千太が高慢ちきな顔をして出張って来ての読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...あたしの前に突っ立ってあまり馴れ馴れしくしてもらいたくないもんだなどと高慢ちきなことを考えているんだ...
久生十蘭「だいこん」

...妻があの高慢ちきな鼻をフンと持ち上げて... 妻があの高慢ちきな鼻をフンと持ち上げての読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「くちなしの花」

...事の意味が分らんか」フロリゼル公が高慢ちきに笑って... 事の意味が分らんか」フロリゼル公が高慢ちきに笑っての読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「道化玉座」

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