...腰の髑髏の歯も笑う...
泉鏡花 「薄紅梅」
...あたかも、髑髏と、竹如意と、横笛とが、あるいは燃え、あるいは光り、あるいは照らして、各々自家識見の象徴を示せるごとくに、そういえば――影は尖(とが)って一番長い、豆府屋の唐人笠も、この時その本領を発揮した...
泉鏡花 「薄紅梅」
...どれも膏切(あぶらぎ)った髑髏(しゃれこうべ)と...
泉鏡花 「薄紅梅」
...宝蔵から例の髑髏(しやれかうべ)を出して見せた...
薄田泣菫 「茶話」
...髑髏(しやれかうべ)からは官吏や会社の重役の古手(ふるて)から出るやうな黴臭(かびくさ)い香気(にほひ)がぷんとした...
薄田泣菫 「茶話」
...叛骨といふのは……」大森氏は扇の端で一寸髑髏(しやれかうべ)の後部(うしろ)を突(つゝ)ついた...
薄田泣菫 「茶話」
...例えば髑髏(しゃれこうべ)の如き...
田辺元 「メメント モリ」
...墓掘り役の野ら番の一人が掘り出した古い髑髏(されこうべ)を見せて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その外側を鍍金(ときん)して髑髏杯(どくろはい)を作るため...
中島敦 「狐憑」
...なによりもその髑髏に似ているよ」「髑髏だって!」とルグランは鸚鵡返(おうむがえ)しに言った...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...全体が髑髏の普通の絵にたしかにそっくりだったのだ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...小野蘭山先生の髑髏ホルトソウ半枝連...
牧野富太郎 「植物一日一題」
......
槇村浩 「長詩」
...芭蕉も初めは菖蒲(あやめ)生(おいけ)り軒(のき)の鰯(いわし)の髑髏(されこうべ)の如き理想的の句なきにあらざりしも...
正岡子規 「俳人蕪村」
...髑髏の画(え)のやや精細なるにも因(よ)るならん...
正岡子規 「墨汁一滴」
...朽ち果てた髑髏(どくろ)が崩れ落ちてくる...
松濤明 「春の遠山入り」
...中には古こけた髑髏(どくろ)が五個と...
夢野久作 「殺人迷路」
...(八月十日)髑髏洞(カタコンブ)(晶子)巴里(パリイ)は七月の中頃から曇天と微雨とが続いて秋の末方(すゑがた)の様な冷気に誰(たれ)も冬衣(ぎ)を着けて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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