...自滅に導く迷路の上を驀地(まっしぐら)に馳(は)せ進む...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...横尾谷から驀然(ばくぜん)吹き上ぐる濃霧で...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...水雷戦隊が暁闇の波浪をのりきって驀進しつつある...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...汽車はいま狂女のように驀進(ばくしん)している...
谷譲次 「踊る地平線」
...汽車はさうした静けさの中を驀地(まつしぐら)に走つた...
田山録弥 「アカシヤの花」
...驀直(まつしぐら)に進むより外仕方がない』そしてこの箇々並存の世界は...
田山録弥 「スケツチ」
...しつこくその一点に向かって一直線に驀進(ばくしん)するといった頑固一点張りの人間であった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...然れどもその説く所の人生驀進(ばくしん)の意気余りに豪壮に過ぐるを以てわれは忽ちこれを捨てて顧みざりき...
永井荷風 「矢立のちび筆」
...またしても土間を突き抜けて驀然(まっしぐら)に裏口へ飛んで行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうしてその光景を展開させながら真黒な怪物が爆音を立てて驀進(ばくしん)して行くのです...
浜尾四郎 「死者の権利」
...驀(ま)っしぐらに...
吉川英治 「篝火の女」
...波間を驀進(ばくしん)し...
吉川英治 「三国志」
...表御堂や客殿をさして驀(まっ)しぐらに駈け進んだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...東海道を驀(ま)ッしぐらに駈けさせているのであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...自分は驀(まっ)しぐらに走ってしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...風を起して驀(まっ)しぐらに駈け出してしまう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...驀(まっ)しぐらに三本道の一方へ駈けた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そして驀(まっ)しぐらに一つの道を突き進む...
吉川英治 「宮本武蔵」
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