例文・使い方一覧でみる「馴れ合い」の意味
スポンサーリンク...最後に折助（おりすけ）の嬶（かかあ）となって亭主と馴れ合いに賊を働く夜鷹（よたか）となり... 
内田魯庵 「八犬伝談余」
...スリが馴れ合い喧嘩をしたのだという...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...二人が馴れ合いで芝居をしていることまでも感づいていて...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...夫婦の馴れ合いが今では親子の馴れ合いになり...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...これは馴れ合いずくですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...井崎八郎と勘次は馴れ合い喧嘩をして野次馬と一緒に茶店に雪崩（なだ）れ込み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次は喧嘩を馴れ合いと睨（にら）んだのは慧眼（けいがん）でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「しんから死と馴れ合いこれと仲よしになってやろうと思いながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おお何とそれはばからしく味気ない馴れ合いであろう！われは死せる獅子の髯（ひげ）を抜くことを欲せず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...時たま馴れ合いの評判記を書くとか...
山本周五郎 「新潮記」
...毛唐はよくあんな事をして人気を呼ぶそうだから……事によると両方狎（な）れ合いでやっているのかも知れねえぜ」「キチガイ紳士も馴れ合いか」「序（ついで）に馬も馴れ合いにしちまえ」「しかし三万円てえと一寸（ちょっと）使えるな...
夢野久作 「暗黒公使」
...それとも二人の博士が馴れ合いで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「いよいよ分らなくなってしまったが、……ま、お次さん、おかげで、今夜の謎の駕籠だけは、楽翁と藪八の、馴れ合いと、明白になった...
吉川英治 「大岡越前」
便利！手書き漢字入力検索