...この薬は馬酔木から作られる...
...馬酔木の実はとても毒があるので、食べてはいけない...
...あの公園にはたくさん馬酔木の木が植えてある...
...馬酔木の花が咲く季節は、とても美しい...
...馬酔木の葉っぱを触るとかぶれることがあるので、注意が必要だ...
...円く刈り込んだ馬酔木(あしび)がある...
谷崎潤一郎 「細雪」
...馬酔木さんには何としてもいひだせなかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...馬酔木さんに逢うて人間のよさに触れた...
種田山頭火 「行乞記」
...唐辛苗七本三銭一金十七銭 焼酎壱合五勺一金八銭 石油二合一金五銭 醤油一合一金五銭 塩一金四銭 なでしこ一金九銭 ハガキ六枚・月草を植ゑて一人・鉢の子の米の白さよ・注連を張られて巌も五月・初夏や人は水飲み馬は草喰み二句追加・うごかない水へ咲けるは馬酔木の花で・ゆく春の身のまはりいやな音ばかり五月三十日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...即ち三笠山の馬酔木は...
土田杏村 「あしびの花」
...馬酔木の花はそんなに早くは咲かないといふのだ...
土田杏村 「あしびの花」
...馬酔木としてこそ実感そのままの描写である...
土田杏村 「あしびの花」
...馬酔木の花は大和一面にさきつらなつてゐたらしい...
土田杏村 「あしびの花」
...「初秋の歌」を「馬酔木」終刊号に発表...
長塚節 「長塚節句集」
...アセビ(馬酔木)も時々使ったが...
野村胡堂 「胡堂百話」
...春は馬酔木林と辛夷の美しい樹林...
橋本多佳子 「椎の実」
...これがあなたの大好きな馬酔木の花?」妻もその灌木のそばに寄ってきながら...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...躑躅(つつじ)と同科のアセミまたアセボを『万葉集』に馬酔木(あせみ)と書き...
南方熊楠 「十二支考」
...馬酔木(あしび)の類をまじえてたく必要さえ認められた...
柳田国男 「雪国の春」
...相手を殺すか傷つけるかする何とかいう石楠花(しゃくなげ)に似た植物の毒の話や……名前をつい忘れましたけれども……」「……ちょっと待ち給え……それは馬酔木(あしび)の毒でしょう」「そうです...
夢野久作 「暗黒公使」
...一面に馬酔木(あしび)の花のような小粒な花の袋をつけていた...
横光利一 「旅愁」
...馬酔木(あせび)である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...大きな馬酔木がじつに多い...
吉川英治 「随筆 新平家」
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