...この三日間は飲まず食わずで...
東健而訳 大久保ゆう改訳 「瀕死の探偵」
...三日も飲まず食わずでさまよっていた彼は夢中で乳房を吸いました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...飲まず食わずでじいっ――冬眠してやがる...
林不忘 「安重根」
...飲まず食わずで蹲まっていた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...飲まず食わずではいられないから...
林芙美子 「新版 放浪記」
...時には確かに上役の声らしいもっと威厳のある声が、『さあ、書き直し給え! さもないと、靴をぬがせて、六日六晩、飲まず食わずで、わしの前に坐らせてやるぞ!』と、高圧的に響きわたった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...中には彼の身にせまった危険を心配し、ひと所に集まって、飲まず食わずで、寝られぬ夜をあかした者もあった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...車を曳いたまま二日も飲まず食わずで...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...人間は十日や十五日飲まず食わずでいても...
山本周五郎 「季節のない街」
...飲まず食わずでコンナ船の中へ居(お)れるもんじゃねえちたら...
夢野久作 「難船小僧」
...朝から飲まず食わずでも...
吉川英治 「神州天馬侠」
...彼女が飲まず食わずで我慢して...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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