...ニュースではよく風の便りが伝えられる...
...噂の風の便りを聞いた...
...風の便りでその地域に台風が接近していると知った...
...彼女の近況を風の便りで知った...
...あの事件について、風の便りを集めて調べている...
...風の便りに聞くと...
泉鏡花 「縁結び」
...「風の便り」などというロマンチックな題材をえらんだ筈(はず)である...
太宰治 「猿面冠者」
...第三の風の便りをも書かせると約束して置きながら...
太宰治 「猿面冠者」
...おれもそんな風の便りが欲しいよ...
太宰治 「猿面冠者」
...「風の便り」などといふロマンチツクな題材をえらんだ筈である...
太宰治 「猿面冠者」
...これは「風の便り」の文獻になり得ない...
太宰治 「猿面冠者」
...風の便りにも奥御殿の消息を知る由がない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...こッちに大嵐があったという事は風の便りにきいていたが最近はまるで知らなかった...
徳永直 「冬枯れ」
...オロシヤの珍毛唐が風の便りに聞いて笑って居るとよ...
野村胡堂 「礫心中」
...その後は風の便りもない...
久生十蘭 「鈴木主水」
...正月の初(はじめ)に亜米利加(アメリカ)に出帆して浦賀に着(つ)くまでと云うものは風の便りもない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何でも江戸に来て居ると云う噂(うわさ)は風の便りに聞(きい)たけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...風の便りにきいてはいたのだ...
山之口貘 「梯梧の花」
...淋しい絶影島(まきのしま)の離れ家に引込んだ話を風の便りに聞いたので...
夢野久作 「爆弾太平記」
...風の便り一大戦は長びいた...
吉川英治 「三国志」
...病(わず)ろうていると風の便りに聞いたが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...よそにても風の便りをわれは問ふ枝離れたる花の宿りを貞盛の妻は...
吉川英治 「平の将門」
...これまた、風の便りもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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