...ニュースではよく風の便りが伝えられる...
...噂の風の便りを聞いた...
...風の便りでその地域に台風が接近していると知った...
...彼女の近況を風の便りで知った...
...あの事件について、風の便りを集めて調べている...
...風の便りに聞くと...
泉鏡花 「縁結び」
...約百枚の「風の便り」は...
太宰治 「『風の便り』あとがき」
...「風の便り」などというロマンチックな題材をえらんだ筈(はず)である...
太宰治 「猿面冠者」
...まったく異様な風の便りにしよう...
太宰治 「猿面冠者」
...これは「風の便り」の文献になり得ない...
太宰治 「猿面冠者」
...(風の便りはここで終らぬ)あなたは私をおだましなさいました...
太宰治 「猿面冠者」
...そのやうな胸のときめく風の便りを受けとつた...
太宰治 「猿面冠者」
...まごまごして、彼もその批評の遊戲に誘ひこまれたなら、「風の便り」も、このあと書きつづけることができなくなる...
太宰治 「猿面冠者」
...(風の便りはここで終らぬ...
太宰治 「猿面冠者」
...風の便りにも奥御殿の消息を知る由がない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...帰朝の期の早まつたことは良好の結果を来した云々とパリで所謂風の便りに聞いたやうです...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...何でも江戸に来て居ると云う噂(うわさ)は風の便りに聞(きい)たけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「はじめに目をつけるのは風の便りというものでしょうか...
本庄陸男 「石狩川」
...風の便りに相問ふだけの淡々たる交友の間である...
吉川英治 「折々の記」
...風の便りがきこえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...よそにても風の便りをわれは問ふ枝離れたる花の宿りを貞盛の妻は...
吉川英治 「平の将門」
...これまた、風の便りもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...風の便りだけれど...
吉川英治 「宮本武蔵」
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