...御屋形の御客に御出でになる上(うえ)つ方(がた)の御顔ぶれで...
芥川龍之介 「邪宗門」
...海底調査隊員十一名の顔ぶれは...
海野十三 「地球発狂事件」
...そこでこれに乗組む人の顔ぶれが問題になった...
海野十三 「月世界探険記」
...その顔ぶれは藩閥政治家の交替にすぎず...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...エンタツ・アチャコ・高瀬実乗・岡田敬・森野カヂヤ・秋田実といふ顔ぶれ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...刑事E・J・ベクテル等の顔ぶれ...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...顔ぶれの珍しさで...
宮本百合子 「こういう月評が欲しい」
...水野成夫と申す顔ぶれです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...避難して来た何百人という顔ぶれを見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その多角・多彩的な顔ぶれを回想すれば...
山本実彦 「十五年」
...――その夜も同じような顔ぶれだったろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...その営業振りや店員の顔ぶれ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...いうまでもなく、堀留の山善へはいった五人組は、この顔ぶれだ...
吉川英治 「大岡越前」
...やはりこういう顔ぶれに志賀直哉氏を加えて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ちょっと判断もつかないような顔ぶれが十数名も入り交じって寄せ書きしていた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その顔ぶれの中には...
吉川英治 「宮本武蔵」
...またここのお顔ぶれといい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...毎週自分のところに集まってくる十人ぐらいの若い連中――それは毎週少しずつ顔ぶれが変わるのであるから...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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