...頻々(ぴんぴん)懸るものに非ざれば...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...女中部屋で頻々と物が紛失する...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...そうしたことがずいぶん頻々とあって...
大杉栄 「日本脱出記」
...半分耕した土地を売払って他国に行って了うものが頻々として続いた...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...不思議さうに歸つて來るのが頻々(ひんぴん)とありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...元来このツクバネソウというのは独り深山のみに生じていて頻々とは吾人と出逢わぬ貧弱な小草であって通常人里からは遠く隔った処に見受けるものであるから...
牧野富太郎 「植物記」
...そこここにこの鹿が食ったためその木の本の方の樹皮が頻々として傷害せられたものに出逢う...
牧野富太郎 「植物記」
...破壊的な戦争が引続いて頻々と起ったことは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...これは必然的に頻々たる闘争を惹き起したことであろう(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...氾濫の過不足によってかくも頻々と起っている困窮を...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...頻々と文書の上にその姿を現わした時と...
柳田國男 「垣内の話」
...今度はそういう事が頻々あるという...
柳田国男 「木綿以前の事」
...粂吉一座を買いに来る地方の飛脚が頻々(ひんぴん)であります...
吉川英治 「江戸三国志」
...甲州の叔父からは頻々と...
吉川英治 「篝火の女」
...われから頻々(ひんぴん)と使いを派し...
吉川英治 「私本太平記」
...頻々(ひんぴん)と...
吉川英治 「私本太平記」
...頻々(ひんぴん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...頻々(ひんぴん)たる大岩山との往復に...
吉川英治 「新書太閤記」
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