...二 何故太古に地震の傳説がないか頻々(ひん/\)たる地震(ぢしん)に對(たい)しても...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...それが最近頻々として差押処分を食っているという話になった...
犬田卯 「瘤」
...頻々(ひんぴん)と化助の金ねだりに逢って...
海野十三 「雷」
...女中部屋で頻々と物が紛失する...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...天変地異が頻々とあって...
高村光太郎 「回想録」
...将軍家がその頃の頻々たる天変地異に依る関東一帯の不作をお見越しなされて...
太宰治 「右大臣実朝」
...通俗小説の作家が頻々として現れてきたことは...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...頻々(ひんぴん)としてこの厄に罹(かか)っているが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...以前我が都民が配給の小麦粉を食って中毒したという風聞が頻々として耳朶(じだ)を打ったことがあった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...飢饉が支那では極めて頻々と起るということである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...実際上農業に対する最も自然的な頻々たる奨励たるものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...頻々と文書の上にその姿を現わした時と...
柳田國男 「垣内の話」
...頻々と北曲輪の隙(すき)をうかがいおる...
吉川英治 「黒田如水」
...夜来頻々(ひんぴん)...
吉川英治 「三国志」
...頻々(ひんぴん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...頻々(ひんぴん)たる大岩山との往復に...
吉川英治 「新書太閤記」
...先発隊から頻々(ひんぴん)と来る伝令に接したりしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...頻々(ヒンピン)トシテ人命ニ害ヲナス...
吉川英治 「新・水滸伝」
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