例文・使い方一覧でみる「びより」の意味

...松山館の弁士はよく「空はオリーブ色に晴れ渡り絶好の飛行びより」と謡うように言つた...
伊丹万作「私の活動写真傍観史」

...今日はちょうどお寺詣りに好い彼岸びよりだ... 今日はちょうどお寺詣りに好い彼岸びよりだの読み方
近松秋江「狂乱」

...解（と）きはなたれたよろこびよりも... 解きはなたれたよろこびよりもの読み方
壺井栄「二十四の瞳」

...西部の森林地帯では「火事日和（かじびより）」なるものを指定して警報を発する設備もあるようである... 西部の森林地帯では「火事日和」なるものを指定して警報を発する設備もあるようであるの読み方
寺田寅彦「函館の大火について」

...『下界の人間の故をもて神靈二位のあらびより... 『下界の人間の故をもて神靈二位のあらびよりの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...奮戰苦鬪のあらびより退き歸り... 奮戰苦鬪のあらびより退き歸りの読み方
ホーマー　Homer 土井晩翠訳「イーリアス」

...熱海の小春日和（こはるびより）は明るい昼の夢のようであった... 熱海の小春日和は明るい昼の夢のようであったの読み方
永井荷風「草紅葉」

...小春日和（こはるびより）うららかで... 小春日和うららかでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...山ふところは小春日和（こはるびより）... 山ふところは小春日和の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...日の光がたまらないほど愉快な小春日和（こはるびより）にも... 日の光がたまらないほど愉快な小春日和にもの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...秋日和（あきびより）と名のつくほどの上天気なので... 秋日和と名のつくほどの上天気なのでの読み方
夏目漱石「門」

...ポカポカする秋日和（あきびより）... ポカポカする秋日和の読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...素晴らしい秋日和（びより）... 素晴らしい秋日和の読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...薄ら日和（びより）の日を... 薄ら日和の日をの読み方
萩原朔太郎「郷愁の詩人　与謝蕪村」

...よろこびよりもむしろ淋しさの方が胸に來たのです... よろこびよりもむしろ淋しさの方が胸に來たのですの読み方
林芙美子「風媒」

...ええお祭日和（びより）で」「愉快なこッてすなあ」顔見知りの者と... ええお祭日和で」「愉快なこッてすなあ」顔見知りの者との読み方
火野葦平「花と龍」

...空は小春日和（びより）の晴れて高く鳶（とび）の舞ひ静まりし彼方（かなた）には五重の塔聳（そび）えてその傍（かたわら）に富士の白く小さく見えたる... 空は小春日和の晴れて高く鳶の舞ひ静まりし彼方には五重の塔聳えてその傍に富士の白く小さく見えたるの読み方
正岡子規「俳諧大要」

...眠るは春の凪日和（なぎびより）... 眠るは春の凪日和の読み方
三上於兎吉「艶容万年若衆」

この漢字は何でしょう？？

👨話題の人々👩