...お預かりしておりました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...小崎さんがお預かりになっている鍵さえあれば解ることなのです...
徳田秋声 「足迹」
...わたしがお預かりするのですか?」お松は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「預かっておいて下さい」「お預かり申してよろしうございますが……数をお改め下さいまし」「数をあらためる必要はありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...公儀からの預かりもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...又よき御奉公をと望まるゝに貧乏畫師がお預かり申たしとは口巾たくてお願ひも申されねばと...
樋口一葉 「花ごもり」
...西部の大邸宅から美しい生地を大量に預かりそれを仕立てるのです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...膨大な顧客預かり金が消えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...猫これを預かり屋根裏へ匿し置くと...
南方熊楠 「十二支考」
...褒美に預かり模範吏と推称せらるるは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...親王の時からずっと預かり人のようになっている男を明石へ呼んで相談をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...譲っていただくことにしましてそれだけの金は納めたのでした」預かり人は自身の物のようにしている田地などを回収されないかと危うがって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その同胞の財布の総預かり人であったというアテナイ人リュクルゴスの受けた賞賛のおすそわけに預っているのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...預かりましょう」と七十郎は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...信長様よりお預かり申しておいた黒田殿の嫡子松千代でござる...
吉川英治 「黒田如水」
...その夜もまた幕府の“預かり人”である忠円僧正とおそくまで話しこんでいた...
吉川英治 「私本太平記」
...一城の留守をお預かりしてみて...
吉川英治 「新書太閤記」
...君命の下に預かり中の女人でもある...
吉川英治 「随筆 新平家」
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