例文・使い方一覧でみる「跨」の意味


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...地極煉獄天國の三界を(また)にかけたダンテ・アリギエリでさへ...   地極煉獄天國の三界を跨にかけたダンテ・アリギエリでさへの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...一つ(また)いだ処に...   一つ跨いだ処にの読み方
泉鏡花 「怨霊借用」

...馬にって活動したところの琉球婦人の子孫を教育して近代的の活動をさせることは...   馬に跨って活動したところの琉球婦人の子孫を教育して近代的の活動をさせることはの読み方
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」

...今日では物理化学というて名前からして両方に(またが)った一学科がある...   今日では物理化学というて名前からして両方に跨った一学科があるの読み方
丘浅次郎 「境界なき差別」

...その途端今一人の士官が元気よく大(おほまた)に繁みのなかから飛び出して来た...   その途端今一人の士官が元気よく大跨に繁みのなかから飛び出して来たの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...十勝に(またが)る針葉樹の処女林(しょじょりん)には...   十勝に跨る針葉樹の処女林にはの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...天と地とにる大きな影が垂れ罩めて...   天と地とに跨る大きな影が垂れ罩めての読み方
豊島与志雄 「真夜中から黎明まで」

...また同じ口から閾(しきい)を(また)いだが...   また同じ口から閾を跨いだがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...小窓を(また)ぐとき敷居にこぼしたことだらう...   小窓を跨ぐとき敷居にこぼしたことだらうの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...大(おおまた)にしかも急いで上草履を引き摺(ず)ッている...   大跨にしかも急いで上草履を引き摺ッているの読み方
広津柳浪 「今戸心中」

......   の読み方
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」

...または肥馬に(またが)ツた聯隊長や...   または肥馬に跨ツた聯隊長やの読み方
三島霜川 「解剖室」

...二度と再びあの店の敷居をぐもんか...   二度と再びあの店の敷居を跨ぐもんかの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...白馬に(またが)ったナイン嬢は...   白馬に跨ったナイン嬢はの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...彼は足元で弾丸を拾う乞食の頭を(また)いだ...   彼は足元で弾丸を拾う乞食の頭を跨いだの読み方
横光利一 「上海」

...彼は襟を正して黙礼しつつ敷居をいだ...   彼は襟を正して黙礼しつつ敷居を跨いだの読み方
横光利一 「旅愁」

...大につかつかっと近よって来ると...   大跨につかつかっと近よって来るとの読み方
横光利一 「旅愁」

...土台の横木をひとつ(また)いで...   土台の横木をひとつ跨いでの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

「跨」の読みかた

「跨」の書き方・書き順

いろんなフォントで「跨」

「跨」の英語の意味

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