...……梟(ふくろふ)Brocken山(ざん)へ!箒(はうき)に跨(またが)つた婆(ばあ)さんが...
芥川龍之介 「動物園」
...忠義の心そのもののやうに高だかと馬の上に跨(またが)つてゐた...
芥川龍之介 「歯車」
...相摸の小野幾年(いくとせ)かに跨(またが)る賊徒(ぞくと)征伐(せいばつ)の軍(いくさ)の旅路(たびじ)に...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...先生は引跨(ひんまた)ぐ体に胡坐(あぐら)の膝へ挟んで...
泉鏡花 「婦系図」
...水の溜つてる面積は五六町内(ちやうない)に跨つてる程廣いのに...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...かう跨いだ拍子に...
海野十三 「恐怖について」
...隠しておいた無音オートバイにひらりと跨(またが)ると...
海野十三 「心臓盗難」
...彼の無二の珍書が馬乗りに跨がつて...
辰野隆 「書狼書豚」
...川を跨(また)いだ大きな鉄橋は暗い夜(よ)の闇の中に其輪廓(りんくわく)をはつきりと描いて居た...
田山花袋 「朝」
...手摺(てすり)へ跨(また)がって...
直木三十五 「南国太平記」
...棟を跨(また)いで突っ起ったが...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...本郷から下谷の根津わきまで跨(またが)って...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...立派な馬に跨がったりして通りかかると...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...息子が牝(めす)騾馬(らば)になったその母に跨(また)がることも生じようし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大百貨店の閾(しきゐ)を跨(また)ぐ女に掠奪者でない女があらうか...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...漢代(かんのよ)の功臣三国の良将の末裔(すえ)いま赤兎馬(せきとば)に似たるに跨(また)がり繍旗(しゅうき)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「弟……」藪を跨(また)ぐと...
吉川英治 「松のや露八」
...りんどうの鞍へ跨(また)がって...
吉川英治 「源頼朝」
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