...「非国民な発言だと思います...
...「彼は非国民的な考えを持っている...
...「非国民的な行為をしている人がいる...
...「非国民は国のために尽くすべきだと思います...
...「彼女は非国民的な主張をするので周りから嫌われている...
...そうだろうが……」非国民と悪口をいった靴屋のおじさんが...
海野十三 「空襲警報」
...非国民もはなはだしい!」消防隊員を憤慨させたこの辺一帯の避難民はどうなったであろうか...
海野十三 「空襲警報」
...非国民などと言われては...
太宰治 「一燈」
...やたらに人を非国民あつかいにして責めつけるような気取ったものの言い方などはやめにしましょう...
太宰治 「パンドラの匣」
...比古君に――――辛うじて非国民非人間の泥沼から立ちあがることが出来ました...
種田山頭火 「其中日記」
...其の醜処弱処を描けるもののみ何故に非国民的と称せらるゝかの理由明ならざるにあらずや...
綱島梁川 「国民性と文学」
...夫こそ初めて本当の非国民なのだ...
戸坂潤 「社会時評」
...たしか『国民新聞』の論説記者が僕を指して非国民となしたのもその時分であった...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...理窟ばかり言って国策に協力しない非国民だとお叱りを受けたという話を...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...「天皇の退位を論じる人間は、非国民である...
蜷川新 「天皇」
...明笛(みんてき)を吹く青年等は非国民として擲(なぐ)られた...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...堕落した非国民じゃございません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...友吉みたいな非国民を出したような家には...
三好十郎 「その人を知らず」
...非国民だ...
夢野久作 「戦場」
...この非国民の負傷兵等をカイゼルの聖名(みな)によって...
夢野久作 「戦場」
...小生はかようにして「非国民」もしくは「無頼漢」なる汚名の下に唯一人淋しく葬られなければならぬ運命に立ち至りました...
夢野久作 「暗黒公使」
...この国に、国賊だの、人非人だの、非国民だの、そんな者はいてはならない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...諾々(だくだく)としているような非国民は一人だっていないのです...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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