...勿論天運を除外例としても...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...只一つの除外例もなく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この大きさには殆ど除外例がないが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...小説を忌む鴆毒(ちんどく)に等しい文芸憎悪者にも馬琴だけは除外例になって感服されてるが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...その他の殖民地は除外例として...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...除外例に過ぎなかった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しかして多少の除外例はあるにしても...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...季題のない発句はまれにはあるとしてもそれは除外例である...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...また「除外例」というもののある事から起こる困難は...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...もっとも自分のような閑人(ひまじん)はおそらく除外例かもしれないから...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...それで不都合を感ずる人はもちろんあってもそれは前に繰り返して指摘しておいた少数の除外例に過ぎない...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...ある点までこの除外例は正当である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...除外例の特権を作らせた階級がある...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中原中也 「(古る摺れた)」
...もし理窟といふ語を広き意味に解すれば解するほどこの除外例は多くなる道理なり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...松虫の類は専門家が作るので除外例だが...
山本笑月 「明治世相百話」
...しかし病的な婦人の除外例を例として女を肉感的だと断ぜられない如く...
与謝野晶子 「産屋物語」
...「蒲団」の主人公などはやはり病的な男子の除外例でしょう...
与謝野晶子 「産屋物語」
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