...闥(たつ)を排して入り来り...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...右の方(かた)闥(ドア)を排して行(ゆ)く...
泉鏡花 「海神別荘」
...(闥(ドア)の外に向って呼ぶ)おいおい...
泉鏡花 「海神別荘」
...(闥開く...
泉鏡花 「海神別荘」
...闥(とびら)に入(い)る...
泉鏡花 「海神別荘」
...たちまち闥(ドア)開けて...
泉鏡花 「海神別荘」
...闥(とびら)が静かに開かれた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...そしてそのままつかつかと足速に扉の方に近付いて私の方も振り向かれずにそのまま闥(とびら)を排してしまわれた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...闥(こもん)を開けて入ってきた者があった...
田中貢太郎 「賭博の負債」
...闥(たつ)を鎖(とざ)して外へ出てしまった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...闥(ドア)を押して入った一人...
野村胡堂 「女記者の役割」
...「これで安心とは何(ど)うして言えないのです」闥(ドア)を通して...
野村胡堂 「女記者の役割」
...勢よく開いた闥(ドア)の蔭から...
野村胡堂 「女記者の役割」
...乾闥婆(けんだつば)...
南方熊楠 「十二支考」
...乾闥婆が馬や驢に基づいて作られた神たるはグベルナチス伯の『動物譚原(ゾーロジカル・ミソロジー)』に詳論あり...
南方熊楠 「十二支考」
...その守護神を馬形としてまた乾闥婆と名づけ...
南方熊楠 「十二支考」
...あたかも乾闥婆部の妻女が貴人に召さるるを名誉と心得て同然に怡(よろこ)んだので...
南方熊楠 「十二支考」
...己は闥(たつ)を排して闖入しようとしたことが二十度(たび)にも及んだだらう...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
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