...五六町余り押し続けたら...
芥川龍之介 「トロツコ」
...五六町行つて、川はまた南に曲つた...
石川啄木 「鳥影」
...彼等は僅(わず)か五六歩に足らぬところを...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...人が五六人黒くかたまつてゐるのがそれと見えた...
田山録弥 「浴室」
...草原に派手な色の着物を着た女が五六人車座にすわっていて...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...十五六歳の普通の体格だが...
豊島与志雄 「聖女人像」
...十五六町ばかりである...
長塚節 「十日間」
...ギーゼキングの「小犬のワルツ」(コロムビアJ五六〇四)の爽快(そうかい)さ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...此間から五六人も死骸になつて現はれたのですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五六間も追つ驅けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その外は五六軒の長屋が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...馬の二三匹も殺せるほど入つてゐたといふこと」「それは何時のことだ」「あつしが行く二三日前で」「井戸へ石を投つたのは」「澤庵(たくあん)石の五六貫もあるのを井桁(ゐげた)へ載せて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ三十五六の柔和さうな男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人と同年輩の五十五六...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...五六日つゞけられます...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...見ておきなさい」四十五六のバイヤーらしい男が...
久生十蘭 「あなたも私も」
...そのまた代りに五六七と書いたものでなかろうか...
南方熊楠 「十二支考」
...五六歩横に歩いて又...
山中貞雄 「中村仲蔵」
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