例文・使い方一覧でみる「間近い」の意味

...間近い磯山（いそやま）を御指しになりました... 間近い磯山を御指しになりましたの読み方
芥川龍之介「俊寛」

...間近い元祖上村源之丞の家を訪ねて見た... 間近い元祖上村源之丞の家を訪ねて見たの読み方
竹内勝太郎「淡路人形座訪問」

...三十に間近い筈（はず）だ... 三十に間近い筈だの読み方
田中英光「オリンポスの果実」

...もう夕暮に間近い街の前後を窺ってから... もう夕暮に間近い街の前後を窺ってからの読み方
豊田三郎「リラの手紙」

...間近い男に惚れるからのう」と... 間近い男に惚れるからのう」との読み方
直木三十五「南国太平記」

...もう暁方も間近いほどに... もう暁方も間近いほどにの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...秋も間近い今では... 秋も間近い今ではの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...この里からは間近いので... この里からは間近いのでの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...それは、落城間近い、二月のはじめごろだったが、射っても、射っても、「サンチャゴ・サンタマリア」と絶叫し、手をつなぎながら馬出（うまだ）しから飛びだしてくる女子供を、数も知れぬほど榴霰弾（りゅうさんだん）の餌食にした... それは、落城間近い、二月のはじめごろだったが、射っても、射っても、「サンチャゴ・サンタマリア」と絶叫し、手をつなぎながら馬出しから飛びだしてくる女子供を、数も知れぬほど榴霰弾の餌食にしたの読み方
久生十蘭「ひどい煙」

...場所もあろうに警視庁も間近い日比谷公園で... 場所もあろうに警視庁も間近い日比谷公園での読み方
久生十蘭「魔都」

...退院も間近いと聞いている... 退院も間近いと聞いているの読み方
火野葦平「花と龍」

...売買の約束をした以上は当然（あたりまえ）に金を払わぬこそ大きな間近いだ... 売買の約束をした以上は当然に金を払わぬこそ大きな間近いだの読み方
福澤諭吉「福翁自伝」

...一週間近い雨のためにすっかり散って... 一週間近い雨のためにすっかり散っての読み方
堀辰雄「美しい村」

...額に深い襞をよせて這う様にして間近い我家にたどりついた... 額に深い襞をよせて這う様にして間近い我家にたどりついたの読み方
宮本百合子「栄蔵の死」

...間近いように見えていても... 間近いように見えていてもの読み方
横光利一「旅愁」

...もう間近い所には見えなかった... もう間近い所には見えなかったの読み方
吉川英治「剣難女難」

...夜明けが間近い」びーんと... 夜明けが間近い」びーんとの読み方
吉川英治「茶漬三略」

...母屋の家族たちがいる所に間近いとみえて... 母屋の家族たちがいる所に間近いとみえての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

「間近い」の読みかた

「間近い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「間近い」