...長談義になると時間が経つのを忘れてしまう...
...昨夜は友達と長談義をして遅くなってしまった...
...彼女は話が好きで、いつも長談義になる...
...会議が長談義になって、結論が出なかった...
...彼は長談義が嫌いで、話を短く切り上げることが多い...
...柿江の長談義を打ち切るつもりで威(おど)かし気味にこういった...
有島武郎 「星座」
...何でもない様な長談義(ながだんぎ)が野本氏にとっては...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...実に秩序整然たる彼の長談義(ながだんぎ)に...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...議論ずきの彼が長談義を試みると...
薄田泣菫 「茶話」
...」己はこの長談義を聞いてしまつて...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...卑しい俗語や上品な壮語の交じった長談義をきいて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...作者くだらぬ長談義にのみ耽りて容易に本題に入らざる所以(ゆえん)のものそれ果して何ぞ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...父の長談義のうちに...
夏目漱石 「それから」
...ちよいと當つて見た具合でこいつは臭いな――と思つたことはないのか」平次はガラツ八の長談義が終るのを待つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘のお妙はやっぱり窓を開けて羽子をついていたか――これだけ訊いて来るんだ」「ヘエ――」八五郎の長談義も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あまり下手の長談義になっても困るので...
火野葦平 「花と龍」
...「そんな長談義(ながだんぎ)を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...サラリとした小言はいってくれずいたずらに長談義のようなへんにネチネチした悪意のうかがわれるお説教ばかり聞かされた...
正岡容 「小説 圓朝」
...客の小山も主人の長談義を聞き飽(あ)きたりと見え食事の済むが否(いな)や急に暇(いとま)を告げて帰り去りぬ...
村井弦斎 「食道楽」
...この顛末を言いくるめるための長談義を用意してやって来たのであったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わざわざいつもの習慣に反してこのような長談義を致したのでございますが)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...やくたいもない」一条朝成(ともなり)は欠伸(あくび)をして、「長談義、ちと飽いた...
吉川英治 「源頼朝」
...あの長談義には閉口なのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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