...家族の中で長兄はとても頼もしい存在だ...
...長兄は家庭の中でリーダーシップが求められる...
...長兄の結婚式には多くの親戚が集まった...
...長兄とは年齢が離れているが、仲が良い...
...長兄はいつも弟妹をまとめてくれる...
...けれども、長兄は、それ故に、弟妹たちから、あなどられるのも心外でならぬ...
太宰治 「愛と美について」
...長兄のそんな述懐を...
太宰治 「兄たち」
...長兄は書斎から意気揚々と出て来て...
太宰治 「ろまん燈籠」
...長兄の家に追いやってしまった...
田中英光 「野狐」
...オジさんを郊外の長兄の家まで走らせたものという...
田中英光 「野狐」
...長兄のところへ舞戻つて来てからもう一ヶ月以上になるのに...
原民喜 「壊滅の序曲」
...この長兄は、要心深く戦争の批判を避けるのであつたが、硫黄島が陥落した時には、「東条なんか八つ裂きにしてもあきたらない」と漏らした...
原民喜 「壊滅の序曲」
...長兄の家に立寄つた...
原民喜 「廃墟から」
...長兄もあの時、家屋の下敷から身を匐(は)い出して立上ると、道路を隔てて向うの家の婆さんが下敷になっている顔を認めた...
原民喜 「廃墟から」
...恰度廿日市の長兄のところへ立寄つてゐると...
原民喜 「星のわななき」
...長兄章斎義方の名を挙げた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私の長兄とは同窓の友人であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...長兄の借りていた小川さんという昔のお医者さんの家も...
柳田国男 「故郷七十年」
...吝嗇な長兄の恐ろしく怒った顔がみえ...
山本周五郎 「七日七夜」
...長兄らは、官兵が怖いのか...
吉川英治 「三国志」
...が、長兄の武重は、なお都にあって、国元ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...長兄(あに)がお由利にやった恋歌も読んでいる...
吉川英治 「柳生月影抄」
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