...鑓(やり)のいしづきで石見どのゝあたまを三度おつきになりました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...保科(ほしな)弾正鑓(やり)弾正...
中里介山 「大菩薩峠」
...その鑓の雪形も今日はハッキリ見えるし...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...四 鑓ガ岳の鶴首と双鶏前記...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...三鑓(やり)ガ岳の鶴首(つるくび)と鶏これも昨年春の収穫で...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...分(ぷん)にならるる娵(よめ)の仕合(しあはせ)利牛はんなりと細工に染る紅うこん 桃鄰鑓持ちばかり戻る夕月 野坡という劈頭に引用されている『炭俵』の一節からは...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...四辻の辺(あたり)に敵の遺棄した品々を拾ひ集めたのが、百目筒(ひやくめづゝ)三挺(さんちやう)車台付(しやだいつき)、木筒(きづゝ)二挺(にちやう)内一挺車台付、小筒(こづゝ)三挺、其外鑓(やり)、旗、太鼓、火薬葛籠(つゞら)、具足櫃(ぐそくびつ)、長持(ながもち)等であつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...鑓先(やりさき)に貫(つらぬ)かせ...
森鴎外 「大塩平八郎」
...旅中の家康は茶屋四郎次郎(ちゃやしろじろう)の金と本多平八郎(ほんだへいはちろう)の鑓(やり)との力をかりて...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...分(ぶん)にならるる娵(よめ)の仕合(しあわせ)利牛(りぎゅう)はんなりと細工(さいく)に染まる紅(べに)うこん桃隣(とうりん)鑓持ちばかり戻る夕月(ゆうづき)野坡(やば)まことに艶麗な句柄(くがら)である...
柳田国男 「木綿以前の事」
...向こうから来る鑓(やり)と鑓持ちとが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ソギタテ鑓(ヤリ)...
吉川英治 「剣の四君子」
...ざっと誌(しる)せば、その折、信長の手に捕われていた敵方の妻女百二十幾人と、その召使の女たち三百八十余人は、すべて、一ヵ所に集められ、鑓(やり)、薙刀(なぎなた)、鉄砲の類で殺された...
吉川英治 「新書太閤記」
...その鑓鉄砲(やりてっぽう)の列や...
吉川英治 「新書太閤記」
...みずから鑓(やり)も持ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...軍団は幾部隊にも分れて前後し、部隊はまた小荷駄、大荷駄、鉄砲、鑓(やり)、騎馬、足軽等の組々に分れて、雪泥(せつでい)を冒しつつ進んで行く...
吉川英治 「新書太閤記」
...百錬(ひゃくれん)の滝川勢の鑓(やり)鉄砲がどんな味のするものか覚えさせてくりょう)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...「あれは――名古谷山三は一の鑓(やり)――という歌であろうが」「ヤ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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