...「宝鈔胡同の柴大人の民心把握の偉大な事蹟をたずねた方がこの際特に意味深いであろう...
石原莞爾 「戦争史大観」
...興哥はかの釵を売って鈔金二十錠を得...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...和名鈔(わみょうしょう)には「顱(ろ)和名加之良乃加波長(わみょうかしらのかはら)脳蓋也(のうがいなり)」とあるそうで「カハラ」は頭の事である...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...今日佚してゐる梁の仲容の子鈔を擧げてゐることで...
内藤湖南 「支那目録學」
...女の音〆(ねじめ)には似も寄らぬ正しき太棹(ふとざお)の響折々漏れ聞ゆるにぞ談話は江戸俗曲の事また先頃先生のさる書肆(しょし)より翻刻を依頼せられしといふ『糸竹初心鈔(しちくしょしんしょう)』がことより...
永井荷風 「書かでもの記」
...神田の和書製本師池上氏小包にて枕山絶句鈔...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...源順(みなもとのしたごう)の『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』瘡類中の贅を布須倍(フスベ)としてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...文化四年(1807)出版の丹波頼理(たんばよりよし)著『本草薬名備考和訓鈔(ほんぞうやくみょうびこうわくんしょう)』にはサワアザミが正しく鶏項草となっているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『倭名類聚鈔』)...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『倭名類聚鈔』に王孫をツチハリと書いてあっても...
牧野富太郎 「植物記」
...『末燈鈔』に収められた慶信の師親鸞への消息の中には...
三木清 「親鸞」
...無礙の一道なりと云々」と『歎異鈔』には記されている...
三木清 「親鸞」
...『厳神鈔』に大行事権現は山王の惣(そう)後見たり...
南方熊楠 「十二支考」
...右件(くだん)の年号にて玉篇の古鈔知べし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大抵鈔本であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...普通選挙を可とする章句を鈔出(しょうしゅつ)し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...すでに『倭名鈔(わみょうしょう)』の郷名に見え...
柳田國男 「地名の研究」
...モチの米という名はすでに『和名鈔(わみょうしょう)』にも見え...
柳田国男 「木綿以前の事」
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