...別れ路(ぢ)つらく覺ゆることの...
高山樗牛 「瀧口入道」
...別れ路の道標はありがたい...
種田山頭火 「行乞記」
...いかにも廃駅らしい(北国街道と中仙道との別れ路)...
種田山頭火 「旅日記」
...泉鏡花に加えて彼女の「別れ路(みち)」が出た...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...別れ路(ぢ)に添へし小櫛をかごとにてはるけき中と神やいさめしこの御歌に源氏は心の痛くなるのを覚えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「行くさきをはるかに祈る別れ路(ぢ)にたへぬは老いの涙なりけり不謹慎だ私は」と言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...心のうちでは貫之(つらゆき)朝臣(あそん)が「糸に縒(よ)るものならなくに別れ路(ぢ)は心細くも思ほゆるかな」と言い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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