...次に釣合いをとりながら...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それでも髪だけは片はずしであることが不釣合いだともなんとも気がつかないほどに...
中里介山 「大菩薩峠」
...おまけに身体(からだ)よりも大きな笈(おい)を背負っていることがどうにも不釣合いです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただし釣合いはいかがですか...
中里介山 「大菩薩峠」
...甚(はなは)だ窮屈と不釣合いとを忍んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...それと釣合いを取って刀架(かたなかけ)がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんなに不釣合いのものじゃないと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...いささか釣合いは取れてきたわけだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それに釣合いとしては小さきに過ぐる割れ鍋が安置してあるだけのものでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...釣合いから成り立っているものだから...
久生十蘭 「あなたも私も」
...家柄の釣合いだけが問題になる非小説の世界で...
久生十蘭 「川波」
...頻りに釣合い(シムメトリイ)を主張したが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...人と人との釣合いを問えばこれを同等と言わざるを得ず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...奇妙に釣合いがとれているようだった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...決して不釣合いなものではないと思われた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...釣合いが取れ無いと悪いからね――」さすが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...(ユウェナリス)もう少し命令と服従との間に釣合いがあってほしいものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...釣合いもなくそれに価値を置き過ぎる...
柳田國男 「和州地名談」
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