例文・使い方一覧でみる「里」の意味

...里心のついた振られ客のような腰附で... 里心のついた振られ客のような腰附での読み方
泉鏡花「婦系図」

...郷里に帰る途中で彼らはガードンに入らなければならず... 郷里に帰る途中で彼らはガードンに入らなければならずの読み方
ジョン・スノウ　John Snow 水上茂樹訳「コレラの伝染様式について」

...女中のお里もさすがにためらいの色を見せております... 女中のお里もさすがにためらいの色を見せておりますの読み方
橘外男「亡霊怪猫屋敷」

...四海里くらいの速度であります... 四海里くらいの速度でありますの読み方
寺田寅彦「瀬戸内海の潮と潮流」

...自分は十九歳を一期（いちご）として父の許（もと）へ行く――父は前年郷里で死んだ――主人には申訳（もうしわけ）が無いから君から宜しく云うてくれ... 自分は十九歳を一期として父の許へ行く――父は前年郷里で死んだ――主人には申訳が無いから君から宜しく云うてくれの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...けだしリギ線路は頂上に達するただ四英里〔ルッツェルン湖水面より高きこと四五〇〇フィート〕なりといえども...
徳富蘇峰「将来の日本」

...妻の郷里の風景が頻りに想い描かれる... 妻の郷里の風景が頻りに想い描かれるの読み方
外村繁「日を愛しむ」

...」「万里の長城です... 」「万里の長城ですの読み方
豊島与志雄「擬体」

...今日は十二里歩きました... 今日は十二里歩きましたの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...それは小樽から声援の意味で当日上斜里へきていたライジングサン会社の支配人の慰藉の言葉に対する返事であった...
中谷宇吉郎「英国日食班の印象」

...今日山里に立つ秋を... 今日山里に立つ秋をの読み方
夏目漱石「二百十日」

...お里は笑ひながら自分の頬を撫でて見たが... お里は笑ひながら自分の頬を撫でて見たがの読み方
水野仙子「神樂阪の半襟」

...里見さんが泉先生に敬服し切つて居る事は... 里見さんが泉先生に敬服し切つて居る事はの読み方
水上瀧太郎「貝殼追放」

...満洲里では、私の持って帰ったマラソンのフィルムを受けとりに来た男が真先に私の所へ近寄った...
横光利一「欧洲紀行」

...すでに百里の近くまで来ていた... すでに百里の近くまで来ていたの読み方
吉川英治「三国志」

...里内裏（さとだいり）とはいえ... 里内裏とはいえの読み方
吉川英治「私本太平記」

...お客というのは」里の者たちは... お客というのは」里の者たちはの読み方
吉川英治「神州天馬侠」