...警句の連発に一々感服するに遑(いとま)あらずだが...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...ナイフなんか使う遑(いとま)がない...
海野十三 「柿色の紙風船」
...席の温まる遑もない位であつた...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...此の如きの例は数うるに遑あらざる可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...七郎は看病をしなくてはならないので仕事にいく遑(ひま)がなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「田七郎」
...則ち人をして己(おのれ)に備うるに遑(いとま)あらざらしむ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...古今の浮世絵にして男女相愛の様(さま)を描きしもの枚挙(まいきょ)に遑(いとま)あらず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...若き男女(だんじょ)の相倚(あいよ)り相戯(あいたわむ)るるさまに至りては元より枚挙に遑(いとま)あらざれど...
永井荷風 「江戸芸術論」
...それを疑っているに遑(いとま)なく...
二葉亭四迷 「浮雲」
...其他枚挙にも遑もない計画が持ち込まれてゐるので...
牧野信一 「熱海線私語」
...無闇に莨を喫すとか――とそれこそ枚挙に遑はない...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...私にもそれと思ひ合せられる筋々が枚挙に遑ない...
牧野信一 「バラルダ物語」
...遑しい引越し荷物の一部として石油の空かんにつめられた古雑誌も出て来た...
宮本百合子 「折たく柴」
...十三日の朝引越しさわぎの間で遑(あわただ)しく立ちよみして来た二つの手紙をよみなおし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さらに応接の遑(いとま)もないばかり唸り飛んでくる二箇の鉄丸にたじたじと後ずさった...
吉川英治 「三国志」
...これではあべこべではないか)という苦情を言葉でいう遑(いとま)すらないのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...なお眼を移す遑(いとま)もなく...
吉川英治 「宮本武蔵」
...だが慥(たし)かめている遑(いとま)など元よりない...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
- 柔道家の正木嘉美さん: 85年世界柔道無差別級王者で、指導者としても活躍し64歳で死去 🙏
- 野球選手の石川雅規さん: ヤクルトの最年長投手が25年間の現役生活に終止符を打ちました。 🎌
- お笑い芸人の小籔千豊さん: 吉本興業を退社し新たなパートナーシップ契約へ 😊
