...途切(とぎ)れ途切れに聞え出した...
芥川龍之介 「影」
...途切れては押し寄せて...
有島武郎 「星座」
...たとえば亀だとか――」茶が入ったので、会話は途切れた...
梅崎春生 「狂い凧」
...会話は途切れ勝ちになる...
梅崎春生 「狂い凧」
...或時は主人の店火災に罷(かゝ)りし為め余の働口一時途切れ...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...WEEK・ENDの自動車の流れが途切れもなく続いている...
谷譲次 「踊る地平線」
...―――」こゝで会話がポツリと途切れた...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...彼の言葉がぷつりと途切れたのである...
豊島与志雄 「好意」
...二人は途切れがちの言葉をかわした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」私は途切れ途切れにそんな風な滑稽な口を利いた...
豊島与志雄 「小説中の女」
...途切れ途切れに聞えてくる単語を...
豊島与志雄 「野ざらし」
...初めは直樣途切れて...
永井荷風 「蟲の聲」
...三筋雨の糸が途切れ途切れに映(うつ)る...
夏目漱石 「虞美人草」
...目には途切れ途切れの光景しか見えなかった...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ラルフが途切れ途切れに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そして途切れ途切れに物音がきこえて来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...冷たい風が途切(とぎ)れ途切れに吹きまくって...
夢野久作 「ココナットの実」
...麓(ふもと)のほうからくる一節切(ひとよぎり)の音が途切れていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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