...昔の人の住む国に逆もどりし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...すると今度は逆もどりをして...
辻村伊助 「登山の朝」
...「寒そうに薬の下をふき立てて」「土たく家のくさききるもの」「よりもそわれぬ中は生かべ」「すり鉢(ばち)にうえて色つく唐がらし」少し逆もどりして別の巻「溝(どぶ)汲(く)むかざの隣いぶせき」の五句のごときも...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...彼は最近評論家から段々と再びプロフェッサーに逆もどりしようとしているように見えるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...そこで逆もどりさ...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...急に季節はまた夏の方へ逆もどりしてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...もとの官吏に逆もどりするのは...
林芙美子 「浮雲」
...官吏に逆もどりするのならば...
林芙美子 「浮雲」
...又前のようにカフエーに逆もどりでもしようかしらともおもい...
林芙美子 「新版 放浪記」
...もいちど四国の古里へ逆もどりしようかとも思う...
林芙美子 「新版 放浪記」
...又ここへ逆もどりしたいなつかしい気持ちで...
林芙美子 「新版 放浪記」
...みんな胃のふへ逆もどりしそうだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...又カフエーへ逆もどりしようかって云ってたわ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...だが時事のドアーは面白いな、クルリクルリ、水車、クルリと二度押すと、前へ逆もどり、郵便屋が笑っていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...今さらあのカフェーに逆もどりも出来ないし...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...逆もどりしているような気がする...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...又しても五里霧中へ逆もどりをしてしまった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...やはり漢字かな交りの文章を主として書く方に逆もどりをしてしまつた...
水野葉舟 「言文一致」
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