...その声と共に迸(ほとばし)る力も...
芥川龍之介 「上海游記」
...吾が舌端より火箭(くわせん)となつて迸(ほとば)しる...
石川啄木 「雲は天才である」
...争闘のない世界たらしめたい念願が迸り出るからである...
違星北斗 「北斗帖」
...木々の蔭、吹く風、あるは迸る、小川のほとり、ささやぎの、聲も聞えて...
ジョン・ミルトン John Milton 上田敏訳 「リシダス」
...終に巨巖の中腹より飛泉迸り出づる處に至りて...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...管から迸出する水を思ふ所に遣らうとするには...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...ビール罎の中から光の噴泉が花火のように迸(ほとば)しる...
寺田寅彦 「病院風景」
...その舌端を迸(ほとばし)る滝津瀬(たきつせ)の奔流が...
中里介山 「大菩薩峠」
...數升(すうしよう)の液體(みづ)が迸(ほとばし)つて...
長塚節 「土」
...ホースから迸り出る水のような作用が生じたとかいう風な名論が続出したが...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...迸(ほとば)しる血の色を見て...
夏目漱石 「それから」
...それから急に迸(ほとばし)るような悦びが顔一ぱいにひろがった...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...六月一日の銀行ギャング事件の迸(そばづえ)を恐れて東京へ逃避し...
久生十蘭 「金狼」
...しかも心の奥底から迸(ほとばし)り出て...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...曲馬場の中から喞筒(ポンプ)の水が迸り出た...
ゲオルヒ・ヒルシユフエルド Georg Hirschfeld 森林太郎訳 「防火栓」
...私は胸の中に迸(ほとばし)る苦さを抑えかねました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...迸(ほとばし)り流れるという泉があって...
柳田國男 「日本の伝説」
...迸(ほどばし)るやうな勢(いきほひ)で涙の出て来たのはこれと同時であつた...
與謝野晶子 「帰つてから」
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