...かつ行動の動機をとてもまことしやかに述べ立てるものだから...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...それにかかわらずここでわざわざこういうことを事新しく述べ立てるのは...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...之は今更事新しく述べ立てるまでもないことだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...真偽とりまぜて述べ立てる...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...何もこと新しく述べ立てるまでもない...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...特に述べ立てるほどのことはないのかも知れない...
中谷宇吉郎 「リチャードソン」
...今更述べ立てるまでもなく...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...元来西班牙(スペイン)の広大な領土は宣教師(ばてれん)を手先に使つて侵略したものだと実(まこと)しやかに述べ立てる西班牙人があり...
長與善郎 「青銅の基督」
...ただそれだけなら別にここに述べ立てる必要もない...
夏目漱石 「創作家の態度」
...逐一(ちくいち)を述べ立てると先方の女は笑いながら...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...愚(ぐ)な事を長たらしく述べ立てるから...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...述べ立てるのだから...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...実は二三日(にさんち)前行った時にもよく事情を話して来ました」としたり顔に述べ立てる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...請う学者と書籍製造販売者とを混ずること勿(なか)れ」という調子で滔々(とうとう)と述べ立てると...
穂積陳重 「法窓夜話」
...述べ立てる連中があるのですよ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...大府卿阿房にしてはなかなか旨く述べ立てるな...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それを一つ一つ述べ立てることは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ここで述べ立てるよりは...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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