例文・使い方一覧でみる「軽はずみ」の意味
スポンサーリンク...そう軽はずみな先き走りばかりはしていられない筈（はず）だ... 
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...衝動的なわがままや下司の勘ぐりからなる軽はずみな発言をついしそうになる舌も押さえつける...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...ただ女の浅はかな考えから軽はずみなことをしてくれるな...
大杉栄 「獄中消息」
...彼が持前のほんの一寸した軽はずみに過ぎないにしても...
薄田泣菫 「独楽園」
...必ずそのような軽はずみの事を言ってはならぬ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...おまえがもし軽はずみなことでもして呉れたなら...
太宰治 「火の鳥」
...私にはそんな軽はずみなことをしがちな悲しい習性があったのである...
太宰治 「列車」
...今度は雪姉（きあん）ちゃんが縁づく迄は軽はずみなことはしないと云っているので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...けっして軽はずみな考えで...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...なんと云ふ軽はずみな事をしたものでせうな...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...「あんまり軽はずみをしてまた逆回（ぶりかえ）すといけませんよ」私のこの注意を父は愉快そうにしかし極（きわ）めて軽く受けた...
夏目漱石 「こころ」
...一旦は軽はずみに許したが男のいう言は一度位ではあてにならぬと少し引きしめたように見えたので...
正岡子規 「墓」
...私はあの落ちついた母にそういう軽はずみな若いときがあったかと...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...あいつの部下の軽はずみ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「軽はずみなことはしないで下さい」岡村は左のほうへ走っていった...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...こんな軽はずみな事を彼女に頼んだ次第であった...
夢野久作 「少女地獄」
...軽はずみはいたしませぬ」「ならば...
吉川英治 「私本太平記」
...自分の軽はずみからどんな結果になるか...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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