...彼女は身から出た錆で苦しむことになった...
...彼は身から出た錆を悔いている...
...不正な行為は必ず身から出た錆となる...
...彼は身から出た錆の責任を取るつもりだ...
...身から出た錆は自分自身でしか洗い落とせない...
...身から出た錆(さび)という諺(ことわざ)を知らぬか...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...心ならずも堕落していた身から出た錆(さび)...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...身から出た錆(さび)で衣が赤くなりというのは外科的な病気です...
高神覚昇 「般若心経講義」
...所謂身から出た錆であつて決して彼等を輕蔑する所の世人の罪では無さゝうである...
橘樸 「支那を識るの途」
...みんな身から出た錆だ...
種田山頭火 「其中日記」
...身から出た錆(さび)とは言いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...身から出た錆(さび)だと言えばそれまでだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...身から出た錆(さび)とは言いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...この人はもう身から出た錆を身につけた独自の風格さえあって...
原民喜 「ある手紙」
...身から出た錆といってもあまりに覿面で...
久生十蘭 「海難記」
...身から出た錆といっても...
久生十蘭 「ノア」
...身から出た錆だといえばそれまでだが...
久生十蘭 「魔都」
...それは身から出た錆でだれを恨もうすべはないのですけれど...
久生十蘭 「魔都」
...身から出た錆(さび)だもの...
二葉亭四迷 「浮雲」
...身から出た錆(さび)とはいいながら...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...あるとすれば身から出た錆(さび)か...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...人間万事身から出た錆と思うて……親不孝の申訳(もうしわけ)と思うて...
夢野久作 「近世快人伝」
...身から出た錆(さび)」「な...
吉川英治 「無宿人国記」
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