...無残にも脚下に蹂躙(じゅうりん)せられ...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...俺は此半熟なる愛憐の情を蹂躙して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...殿様の書院でも江戸城の大広間でも平気で蹂躙してまわる...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...ゆっくりゆっくり戸口の方へ躙(にじ)り出てゆきます...
海野十三 「崩れる鬼影」
...もしや蹂躙(じゅうりん)するという事になってやしないだろうか...
太宰治 「薄明」
...小原法相は検事の人権蹂躙問題が議会に於てまで問題にされたのを見て...
戸坂潤 「社会時評」
...新宿や銀座の不良少年に準じて保護されるとなるとそれ自身風俗蹂躙とでも云う他はあるまい...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...他人の慾望を蹂躙する貪慾が敵なんだ...
豊島与志雄 「慾」
...蹂躙(ふみにじ)ったように感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...泥土のようにわれとわが身を蹂躙(じゅうりん)して慊(あきた)らないこの身に...
中里介山 「大菩薩峠」
...人はさんざんに蹂躙し合って...
中里介山 「大菩薩峠」
...人倫なんぞは蹂躙(じゅうりん)してかまわない...
中里介山 「大菩薩峠」
...公道の蹂躙(じゅうりん)を敢えてしてはならない...
中里介山 「大菩薩峠」
...あらゆる人権を蹂躙(じゅうりん)して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...吾々の文化を馬蹄(ばてい)に蹂躙(じゅうりん)して...
柳宗悦 「民藝四十年」
...血も涙も無い卑怯な方法をもって弱者を蹂躙(じゅうりん)し...
夢野久作 「笑う唖女」
...いまは痕(あと)かたもなく呉軍の蹂躙(じゅうりん)するところとなった...
吉川英治 「三国志」
...小野派一刀流を蹂躙(じゅうりん)して来たという者があったという例(ためし)も聞かない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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