...スパニッシュ・ワンステップの足取りであると同時にだね...
大阪圭吉 「花束の虫」
...おちついた足取りでこちらへむかってくるこのお小姓姿の少年は...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...ダンスの足取りをしている豊頬(ほうきょう)の天使を見るような気がした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかも確乎(かっこ)たる足取りで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...静かな足取りで歩んで行ったが「ま...
直木三十五 「南国太平記」
...箱根に馴れて健やかな足取り...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...その足取りは波を渡る聖フランシスのようでした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...しゃんとした足取り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...川崎へ埃だらけになって来た足取りを調べるだけでもたくさんだ」平次とガラッ八は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あんな同じ足取りで歩けるはずはないだろう」「なるほどね」「俺には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼の足取りはたどたどしく...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...二歩しっかりした足取りで歩いて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...ムーアが英国内で奴らの足取りをつかみ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...心はせかせかして足取りや姿は重く止めどなくあっちこっち歩き廻った...
宮本百合子 「悲しめる心」
...途中、仙右衛門が何と思ったか高札の棒にしがみ付いて離れようとしないのを、手取足取り、散々に青竹で叩き離して追い立てて去る...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...一旦流布(るふ)するとすれば足取りは早かったはずである...
柳田国男 「こども風土記」
...中風(ちゅうき)付きみたような足取りでヨチヨチと元来た道へ歩き出しながらブツブツと口の中でつぶやいた...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...普通人のようにシッカリした足取りで...
夢野久作 「一足お先に」
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