...誰の足つきも落胆とともにグッと疲れの出てきた様子だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...シュルツはその足つきをうかがった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は古猫のような足つきであとをつけて行って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...危い足つきをしながら...
直木三十五 「南国太平記」
...あの足つきはありゃ男じゃあございません...
中里介山 「大菩薩峠」
...危なっかしい足つきで歩いてゆく...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しつかりした足つきで横ぎつて行つて一度も振り返らなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私はそのあとから危かしそうな足つきでついて行った...
堀辰雄 「美しい村」
...仔鹿は軽い足つきで岩の上に立って...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
...すらりと足早(あしばや)にあるいてゆく彼女の長い足つきは...
室生犀星 「幻影の都市」
...猫のような柔らかい足つきで畳の上を辷(すべ)ったり...
室生犀星 「香爐を盗む」
...笑顔や言葉や足つきだけが眼に残った...
室生犀星 「童話」
...大股(おおまた)に近よって来る足つきで...
山本周五郎 「あだこ」
...不機嫌(ふきげん)そうにとぼとぼ歩いている子の清の足つきを見ていると...
横光利一 「比叡」
...ここの陣払いとは? と意外な足つきだった...
吉川英治 「私本太平記」
...おずおずと見える足つきで...
吉川英治 「新書太閤記」
...その足つきから見ても...
吉川英治 「新書太閤記」
...壮夫の如き足つきだった...
吉川英治 「新書太閤記」
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