...会社側も負けじとお雇い人夫を動員...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...互ひに負けじと争ひたる...
巌谷小波 「こがね丸」
...こちらも負けじと一字一字ちからをこめて書いて...
太宰治 「風の便り」
...国へ帰ってからも都の人に負けじと美しく装い茶の湯...
太宰治 「新釈諸国噺」
...三吉も負けじとそれに續きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」私は負けじと鳴り返しました...
牧野信一 「船の中の鼠」
...一方も我負けじと同く手代連を引出し...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...こら!(と負けじと走りかけるが...
三好十郎 「妻恋行」
...どこがいけないのさ」私も負けじと吊皮で身をよじりながらこたえた...
山川方夫 「演技の果て」
...パリーに負けじと...
横光利一 「欧洲紀行」
...「兄者(あにじゃ)」悪四郎泰長(やすなが)も、その留守のまに、兄に負けじと、小波の城を攻めつぶしていた...
吉川英治 「私本太平記」
...息子どもには負けじと...
吉川英治 「私本太平記」
...兄の細川与一郎(忠興(ただおき))は、総がかりとなるや、味方のまっ先に本丸へ斬り入り、弟の頓五郎(とみごろう)(興元(おきもと))も、兄に負けじと、躍りこんで、兄弟、矢弾(やだま)の中に奮戦して、松永久秀の旗本三人までを、兄弟協力して討った...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長に負けじと、そちが強がるかと思うたが」「毛利と武田とでは、本来、その強味がちがいます...
吉川英治 「新書太閤記」
...後から後から負けじと攀(よ)じのぼる...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬に負けじと駈け競(きそ)ってゆくので...
吉川英治 「新書太閤記」
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