...その内には目のさめたやうに豁然(くわつぜん)と悟入も出来るものであります...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...未だ曾て豁然たる新風光を呈露した事がなかつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...虱(しらみ)を捫(ひね)る事一万疋に及びし時酒屋(さかや)の厮童(こぞう)が「キンライ」節(ふし)を聞いて豁然(くわつぜん)大悟(たいご)し...
三文字屋金平 「為文学者経」
...真言坊主としては豁達明朗な和尚さんだ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...ああ何といふ豁達なひびきであらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...豁然と眼が開けた思いをした...
豊島与志雄 「失策記」
...かねて高村卿は豁達(かったつ)なお方とは聞いていたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...樟の大木が掩(おほ)ひかぶさつて落葉の散つてある所を出拔けると豁然(くわつぜん)として來る...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...洞門を出るとそこには豁然として壯大な出羽の國が展開する...
長塚節 「旅の日記」
...豁然として一景象を得る...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...さう考へられない事もないな」笹野新三郎は豁然とした樣子ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そっと着換える場所はなかったでしょうか――と」「それだ」平次は豁然(かつぜん)としました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...移気、開豁(はで)、軽躁(かるはずみ)、それを高潔と取違えて、意味も無い外部の美、それを内部のと混同して、愧(はず)かしいかな、文三はお勢に心を奪われていた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...巨万の富の豁達さも...
北條民雄 「独語」
...豁然(かつぜん)と展(ひら)けた眼下の谷に思いがけない人家があって...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...実に豁然(かつぜん)通悟したところがあって...
三宅花圃 「藪の鶯」
...この端と向岡との間が豁然(かつぜん)として開けて...
森鴎外 「細木香以」
...豁然(かつぜん)と...
吉川英治 「私本太平記」
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